リビーブをご存知かい?

一度リビーブを購入後、映画館行きたかったのよ。「いや、最初から映画館行けばよくね?」絶対駄目。「何故?」私ね、奇妙なクセがあるの。

「へえ。どーゆー?」多分、説明しても理解出来ぬと思う。「聞かせろー、勿体ぶられても困る」分った。ま、簡単な話。

「ふむ」リビーブ、ご存じ?「勿論。何時も君が使う美容品だろ?」正解。「うおっしゃ!」私、溺愛中なの。

「はぁ?誰を?」リビーブ。「まさか、物やろ。って、愛用っつー事?」近くて違う。「マジ!?」そーねぇ、愛情の度合い?が的外れ。

「ふむ。LikeとLove?」愛情を感じており…。「リビーブに?」勿論。「へえ…彼氏としちゃ、結構ショック。どーゆー点が好きな訳?」

簡単さ、感触…感覚、全部。「随分抽象的、回答だなぁ」じゃ、逆に質問するわ。貴方、私の何処が好き?

「そりゃ…全部さ」ほら、明確に好きな物を言葉で表現等、不可能。上手く表現出来よー筈がありません。当然だわ。幾ら恋人であれ、言えぬ事位、あるもの。